先日、ガラスやサッシなど建材業界では知名度のある業界新聞「ガラス・建装時報」の取材を受けました。ガラス業界に関する記事や、アルミサッシや住宅資材などの新商品や業界での動向などを中心に週刊号で、発刊している新聞です。
掲載記事
ガラスやサッシの卸問屋の破綻や経営統合が進み、得意先である工務店や建設業者の仕事が激減し、各販売店も生き残りをかけて躍起になっている状況で、どうようにして仕事を受注しているかなどを中心に話しました。

建売業者やマンション建設の下請けをしている販売店は、薄利でありながらも忙しくしていますが、町家の仕事を中心にしていた販売店は大変苦労していることと思います。得意先である工務店が、建売業者やハウスメーカー、リフォーム業者に顧客を奪われ、苦戦を強いられている中、工務店だけに頼っていては、どんどん仕事は減る一方だと思います。

当社も以前は工務店を主体とした下請業者でしたが、最近では住宅リフォームを中心に顧客(エンドユーザー)からの仕事依頼が増え、売り上げの半分を超えるほどです。インターネットの普及で、住宅リフォームの市場価格や新商品など、顧客が手軽に得られる情報が増え、そのニーズも多様化しています。そうしたなかで、我々自身もプロ意識を高め、資格取得や商品に関する情報収集など日々勉強しなければなりません。

当たり前のことですが、誠実な価格で堅実な仕事を続けることが固定客を増やし、知人や親類の紹介など、顧客拡大につながっていくのです。
ただ、それだけでは不十分なので、今ではインターネットによるホームページ活用が有効な手段となっています。会社の情報公開や施工事例紹介などが、お客様の安心感を高め、問い合わせの第一歩となっています