出入口のドアや引戸が自然に閉まるような装置に,自動ドアやオートクローザー,フロアヒンジなどがあります。

自動ドアの場合は,人を感知したりボタンを押すことで,開閉装置を作動させて開閉します。

オートクローザーやフロアヒンジは,油圧機能を利用して開閉させています。
しかし,使用年数が10年くらい経つと,パッキンの腐食などが原因で,油が漏れ出して油圧バランスが悪くなり,開閉スピードが調整できなくなり,急激に速く閉まったり,遅く閉まったりします。指を挟んだり,ドアが傷むなどの二次被害を招くので,早く交換することをおすすめします。

今回は,ニュースターのフロアヒンジの取替事例です。

古くなったフロアヒンジです。油が漏れ出していて,本体もサビサビです。
故障したフロアヒンジ






交換したフロアヒンジです。廃盤品の場合は,サイズが違うことが多いので,別途加工が必要です。地域のサッシ店までご相談下さい。
大阪周辺の方は当社へご相談下さい!

取り替えたフロアヒンジ
油が漏れ出したり,開閉スピードが急におかしくなった時は,交換のサインです。



フロアヒンジのメーカーはニュースター(日本ドアチェック製造),ダイア(大鳥機工,NHNダイハツディーゼル,リョービ,ニッカナなどがありますので,メーカー名と型番などをお確かめ下さい。